ソニー生命保険株式会社は2022年11月1日、「女性の活躍に関する意識調査2022」の結果を公表しました。
それによると、女性が専業主婦になるために必要だと思う夫の年収額について、子ども2人の場合では平均980万円、子ども3人の場合では平均1200万円となったことがわかりました。
そこで今回はこの調査結果を詳しく見ていきます。そのうえで、女性の平均年収も確認しましょう。
専業主婦になるために必要な夫の年収とは
今回の調査は、2022年9月22日~9月26日の5日間、全国の20歳~69歳の女性1000名が対象となりました。
調査では、全回答者に、女性が専業主婦になるためには、夫の年収は少なくともいくらくらい必要だと思うかを聞きました。子どもがいない場合、子どもが1人いる場合、2人いる場合、3人いる場合、それぞれを調査しています。
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出所:ソニー生命保険株式会社「女性の活躍に関する意識調査2022」
それぞれの最多回答は下記の通り。
- 【子どもがいない場合】:「400万円~500万円未満」(19.7%)
- 【子どもが1人いる場合】:「500万円~600万円未満」(15.6%)
- 【子どもが2人いる場合】:「700万円~800万円未満」(15.9%)
- 【子どもが3人いる場合】:「1000万円~1500万円未満」(17.5%)
また、平均額は【子どもがいない場合】では618万円、【子どもが1人いる場合】では804万円、【子どもが2人いる場合】では980万円、【子どもが3人いる場合】では1200万円となりました。
家事や親戚付き合い「時給に換算するといくら?」
同調査では、毎日の家事や地域社会での貢献を時給に換算するといくらになると思うか聞きました。
その平均額は下記の通りです。
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出所:ソニー生命保険株式会社「女性の活躍に関する意識調査2022」
家事や地位社会での貢献を時給換算するといくらか
- 「(未就学児の)育児・世話」1847円
- 「(小学生以上の子どもの)育児・世話」1542円
- 「PTA活動」1441円
- 「親戚づきあい」(1380円)
- 「食事の準備・後片付け」(1233円) など
育児・世話の負担感が大きいのでしょう。
家庭と仕事の両立に必要なことは何か?
同調査では、女性が家庭と仕事を両立させるために必要だと思うことを聞きました。
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出所:ソニー生命保険株式会社「女性の活躍に関する意識調査2022」
その結果、「休暇が取得しやすい職場環境」(70.1%)が最も高く、次いで、「男性の家事・育児参加」(69.0%)、「職場の理解・協力」(67.4%)、「子どもを預けられる環境の整備」(64.6%)、「柔軟な働き方(在宅勤務やフレックスタイム制度など)」(61.6%)となりました。
女性の平均年収はいくらか
ここまでの調査で、女性は「柔軟な働き方」を求めていることがわかりました。
では、実際に今働いている女性の年収はいくらぐらいなのでしょうか。ここからは、国税庁の最新データを参考にします。
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出所:国税庁「令和3年分民間給与実態統計調査」(2022年9月)
【年代別】女性の平均年収
- 20~24歳:249万円
- 25~29歳:328万円
- 30~34歳:322万円
- 35~39歳:321万円
- 40~44歳:324万円
- 45~49歳:328万円
- 50~54歳:328万円
- 55~59歳:316万円
- 60~64歳:262万円
- 65~69歳:216万円
- 70歳以上:210万円
女性の平均年収は200~300万円台となっていることがわかりました。
まとめにかえて
今回は、女性の活躍に関する意識調査の結果について詳しく解説してきました。
2022年4月に女性活躍推進法が改正され、常時雇用の労働者数101人以上300人以下の事業主が新たに同法の対象となりました。
今後は、より⼥性の個性と能⼒が⼗分に発揮できる社会になっていくでしょうか。出産や育児で忙しい女性を支える制度が整備されていくのを期待したいところです。
参考資料
LIMO編集部
