年収と借入希望金額が合っていない

年収に対しての借入希望金額が大きいと、住宅ローン審査に落ちることがあります。

一般的には、借入可能金額は年収の5倍〜7倍が目安といわれています。審査を申請する前に、年収と借入希望金額がかけ離れていないか確認することで、対策へとつながるでしょう。

また、収入が不安定であったり、家族が多かったりする場合も、審査に影響する可能性があります。

勤続年数が短い

勤務先での勤続年数が短い場合は、住宅ローン審査に落ちることがあります。

住宅ローンの最長借入期間は基本的に35年となっており、金融機関は将来にわたって返済を続けることが可能かどうかを審査していることが大きな理由です。

対策としては、以下の2つの方法があります。

  • 勤続年数を審査項目にしていない銀行を探す
  • フラット35を利用する

金融機関によっては、勤続年数を審査の対象にしていない銀行もあります。また、「フラット35」という全国300以上の金融機関が住宅金融支援機構と提携して扱っている「全期間固定金利型住宅ローン」では、勤続年数が審査条件に入りません。

勤続年数が短い場合は、参考にしてみてください。

健康状態に問題がある

健康状態に問題があると、住宅ローン審査に落ちることが多くなります。

住宅ローンを利用する場合、多くの金融機関が団体信用生命保険への加入を条件としています。

団体信用生命保険とは、ローン返済中に死亡したり、重度の障害を負ったりして返済不可となった際に、ローン残額を肩代わりしてくれる保険です。

健康状態に問題がある場合、団体信用生命保険への加入を断られるケースがあり、その結果、住宅ローン審査に通らなくなってしまいます。

対策としては、フラット35の場合だと団体信用生命保険の加入が任意となるため、審査に通る可能性があります。

詳しくは金融機関と相談してすすめると良いでしょう。