5. 今からゆとりある老後の備えを
これからの時代を生き抜くには超低金利の銀行預金に「貯金=お金を置いているだけ」から脱却して、「お金に働いてもらう=資産運用」を取り入れる必要があります。
資産運用というと「リスクが怖い」「難しそう」「何から始めたらいいの」と思う方がいるかもしれません。
しかし、わたしたちの公的年金を運用している年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)も、リスクをとりながら国内や海外の株や債券などで運用しています。
金融商品や運用スタイルは多岐にわたりますが、大切なことは「目的とリスク許容度に合わせた投資をすること」です。
情報過多の時代、目につく金融商品に飛び込みそうになりますが、まずは理想の老後について自分自身と向き合ってみてもいいかもしれません。
参考資料
- 金融広報中央委員会 家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯](令和2年)
- 日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」(2022年4月1日)
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
- 生命保険文化センター「老後の生活費はいくらくらい必要と考える?」
- 年金積立金管理運用独立行政法人「2020年度の運用状況」
田中 友梨