【介護保険の認定調査】正しく判定してもらうための3つのコツ
介護認定で適正な認定結果を得るためには、認定調査で申請者のありのままの状況や現状での困りごとを正しく調査員に伝えることが重要です。
調査員は、限られた面会時間の中で本人や家族が答えやすいように工夫して話しを聞き出しますが、申請者側も質問に答えられるように事前の準備をしておく必要があります。
認定調査で正しく判定してもらうためのポイントは次の3つです。
- 調査内容を把握しておく
- 家族が同席する
- 具体的に伝える
認定調査で正しく判定してもらうコツ1.調査内容を把握しておく
認定調査での質問内容は、事前に把握しておくことが重要です。
急に質問されると記憶も曖昧で焦ることもあるため、正確に答えられない可能性があります。
調査項目が記載された認定調査票はインターネットで調べられますので、事前に把握しておきましょう。
認定調査で正しく判定してもらうコツ2.家族が同席する
認定調査では、本人ができないことをできると答えてしまったり、普段やらないことを調査員の前で張り切ってやったりする場合がよくあります。
また、認知症のある方では正確な状況を伝えられない場合もあります。
家族が同席しないで、本人任せにしてしまうと結果として介護状態が軽いと判断されてしまう可能性があるため、認定調査には必ず家族が立ち会いましょう。
また、認定調査では本人の答えた内容が実情と違っていることもよくあります。その場合は、本人のプライドを傷つけないためにも場所を移して話をしたり、調査員にメモを渡したりすると良いでしょう。
認定調査で正しく判定してもらうコツ3.具体的に伝える
認定調査では、具体的なエピソードを伝えるように心がけましょう。
そのためには、普段の生活の中で何ができるかできないか、家族が行っている介護の内容などをまとめて記録しておくと良いでしょう。
認定調査の時には、その記録を見ながら正確な情報を具体的に伝えることができます。
また、普段の生活での困りごとや介護者が大変だと感じていることなどをありのままに調査員に伝えることも大切です。
調査員が重要な出来事だと判断すれば、調査票に特記事項として記載してくれます。