貯金できない共働き夫婦のお金の使い方2:貯蓄があとまわしになっている

貯金できない共働き夫婦は、収入があるにもかかわらず思ったほど貯蓄ができていないケースが多くみられます。というのは、貯金できない共働き夫婦のもともとの発想が、お金が余ったら貯金するというもので「使う」ことに意識が向いているからです。

まずは、使うよりも「貯める」に意識を向けるようにしましょう。老後が差し迫ってくると、お金を貯めようと思うものですが、そんなときに限って家の修繕や親の介護などが重なり、出費が増える時期となることが多いもの。そうならないためにも、貯められるときには、しっかり貯めることが重要です。

そこでおすすめしたいのは、毎月の給与が振り込まれたら、すぐに一定金額を貯金して、残った金額で生活をしていく「先取り貯蓄」です。

先取り貯蓄を活用して、毎月、手取りの10~20%を目標に、お金を貯めていくようにしましょう。賞与(ボーナス)も同じく自動設定しておけば、貯金が増えるスピードもアップするでしょう。