3. シュガーバイン

  • ブドウ科パルテノキッスス属
  • 常緑つる性
  • 原産:オランダ(園芸品種)

シュガーバインの特徴

つる性の観葉植物ではヘデラ(アイビー)が手頃で人気ですが、こちらのシュガーバインも繊細な表情を見せてくれる、ヘデラと同じツル性植物です。

葉は濃い緑色、クローバーのように5枚の葉からなっています。ヘデラの葉はしっかりしていて、生命力に満ちた力強さがありますが、シュガーバインの葉は草を思わせるような柔らかさを感じます。

繊細な植物は、環境が変わると枯れてしまうこともあるので、カーテン越しの日当たりや半日陰くらいの場所で様子を見ながら育ててみるとよいでしょう。

水やりも同様です。繊細な植物は総じて、丈夫な植物より観察が必要になります。元気に育つ定位置や水やりのコツが分かるまでは、注意深くお世話をすることが必要です。

シュガーバインを飾るなら?

クールなお部屋にもウッド系の温かみを感じるお部屋でも、テイストを問わず飾れるのが小型観葉植物のよいところです。

大型植物とは大きさの点からすると負けてしまいますが、名脇役として抜群の存在感を発揮します。そのためには置き場所を工夫するとよいでしょう。

ある程度大きくなるとツルも伸びるので、高い棚の上に置いてツルを垂らすとエレガントな雰囲気になります。高いところに置くときは落下しないように気をつけてくださいね。

鉢は清潔感あふれる白色の鉢がよく似合いますが、基本的にはどの鉢もよく似合います。シュガーバイン自体の個性は強くないので、おしゃれな鉢に植え替えて存在感を発揮させるのもいいかもしれませんね。