まとめにかえて
今回ご紹介したのは平均ですので、まずはご自身のねんきん定期便や月の収支を確認してみましょう。
生活費が赤字となる場合には、月いくら赤字になるのか、たとえば90歳まででいくら貯蓄から切り崩す必要があるのか計算するとわかりやすくなります。
不足分については働くか、私的年金や貯蓄で補うか、また株式や投資信託などの不労所得で補うかになります。
今回の平均を参考に実際に計算してみることで、今後仕事をどうするかや、仕事を辞めた後まで考えて運用を取り入れるなどの選択肢を挙げることができるでしょう。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 総務省「家計調査報告 家計収支編 2021年(令和3年)平均結果の概要」
- 総務省「統計トピックス No.129 統計からみた我が国の高齢者 」
宮野 茉莉子