2021年の今日、公開された記事をプレイバック!もう一度読み直したい、「編集部セレクション」をお届けします。(初公開日:2021年9月15日)

サラリーマンの方は、給与から天引きで「厚生年金保険料」を納付しています。毎月の給与明細を見て、「けっこう払っているから、生活するくらいの年金がもらえそう」と感じていたものの、いざ試算してみるとあまりの少なさに驚かれる方もいるでしょう。

よく誤解されていることですが、現役時代に納付している保険料は将来の自分のために積み立てているのではなく、現在年金を受給している方へ支払うために使われる「世代間扶養」です。

年金額は、現役時代の収入や年金加入状況によって人それぞれ。とはいえ、現在のシニア世代は実際に厚生年金をいくら貰っているか知ることは参考になります。

そこで、本日は証券会社で約20年の経験をもち、現在はFPの資格保有者としてファイナンシャルアドバイスを行っている筆者より、厚生年金の受給額が「月10万円未満」の人の割合などを確認しながら、老後のお金についてもお話しして参ります。

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