若者の意識も変化?NISA口座は20~30歳代が最多へ

老後に年金生活となり、また体力もだんだんと減ってきて「お金と健康」の重要性を痛感する方も多いでしょう。

熟年夫婦が後悔する「資産形成・資産運用」については、今年度の年金受給額が減額されたり、貯蓄から投資への流れが強まったりと、その必要性はより増していると言えそうです。

ただ、今のシニア世代とは異なり、若い世代で運用をはじめる人も増えてきています。

最近若者の間で話題の「つみたてNISA」。

出所:金融庁「つみたてNISA」


投資信託やETFを毎月一定額積み立てていくもので、少額から始められ、商品も買付時期も分散できてリスクを軽減できるため、初心者でもはじめやすいという特徴があります。

日本証券業協会「NISA口座開設・利用状況調査結果(2022年3月31日現在)について」によれば、年代別のつみたてNISA口座数は2022年3月末時点で20~30歳代が222万口座と、全体の67.5%を占めています。