オリーブ

  • モクセイ科
  • 常緑高木
  • 参考価格:5000円前後(約50センチメートル)

オリーブの木もおしゃれな木として最近人気がある品種です。お庭のシンボルツリーとして見かけることも多いですね。だ円の細長い葉が風にそよぐとシルバーに光るように見え、とてもきれいな木です。

日当たり・管理

常緑で暖かいところを好み、環境があえばよく育ちます。小さい苗のうちは室内で育てても大丈夫です。大きくなれば、鉢に植え替えて外で育てるとよいでしょう。霜がおりるくらいの冬の寒い時期は室内に移動させたほうが無難です。

外に出すと、虫害に遭うことがあります。筆者の家のオリーブも先日被害にありました。葉がほとんど無くなってしまったのですが、生命力が強く、今では枝先に新芽を出してどんどん成長しています。

水やり

オリーブは乾燥に強い植物ですが、鉢植えの場合なら水は適度に必要です。表面が乾燥したら、鉢底から流れるくらいたっぷりあげましょう。

オリーブは水が足りなくなると、葉のヘリが丸まってきて明らかに水不足であるとわかります。放置すると葉を落としますので、手遅れにならないうちに水をたっぷりあげましょう。そのあと半日陰に移動させて様子をみましょう。

剪定

どんどん成長するため、ほったらかしにすると見栄えが悪くなります。しかし、それでも問題ないなら、そのままにしておいても構いません。

剪定する場合は不要な枝や風通しが悪そうな枝を切り落とします。その際は切れ味のよい園芸用の剪定バサミを使うようにしましょう。切れ味が悪いと、切り口から枯れ込んでしまう場合があります。

切る割合は全体の3分の1程度にとどめておきます。芽が出ている枝を切る場合は芽が出ている上を切るようにしましょう。剪定の適期は成長がストップしている冬がおすすめです。

オリーブの新芽、虫害で葉がほとんどなくなったが復活

まとめ

今日ご紹介した3種の観葉植物は大変丈夫で、筆者の家でも長く生きている植物たちです。虫害にあったり、筆者の管理不足で何度もピンチがありましたが、成長を続けずいぶん大きくなりました。

観葉植物は育て方が手軽な上に、大きくなると見ばえがよくなり室内を彩ります。初心者の方はサイズの小さいものよりも、ある程度育ったものを選んで育ててみるのをおすすめします。