3. 女性でも厚生年金の受給額を高くするには
先述したとおり、厚生年金は給与水準×加入期間で決まります。
そのため、女性でも「高年収で長く勤務する」ことで受給額を上げることができます。
最近では、柔軟な働き方を重視し、フリーランスとして独立する女性も増えています。
ただし、フリーランスは国民年金の対象となるため老後に受け取る年金は少なくなってしまいます。
厚生年金の受給額をあげるという視点では、あくまでもサラリーマンとして年収を上げる必要があります。
そのため、子育てとの両立を考えている場合も、厚生年金の対象となる働き方で仕事を続けることが重要です。
社内でキャリアアップを狙うか、優位な転職ができるスキルを身につけるかによって努力の方向も変わってくるでしょう。
まずは、自分の置かれた状況と自分の武器を整理してみるといいかもしれません。