相次ぐ値上げや円安などで、今後の生活がどうなるのか不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

さらに、人生100年時代と言われる現代において、老後の生活を心配する人もいるかもしれません。2019年には「老後2000万円問題」が話題となりました。

出典:金融審議会「市場ワーキング・グループ」(第21回)厚生労働省提出資料「iDeCoを始めとした私的年金の現状と課題」をもとにLIMO編集部作成

老後資金を考える時に気になるのが、「そもそもみんないくら稼いで、いくら貯めているか」ということ。ただ、これは人に聞くのはなかなか難しいものです。

今回は総務省のデータから、みんなの貯蓄や負債、純貯蓄を見ていきましょう。

会社員の平均年収を企業規模別に確認

会社員の年収を、企業規模ごとにチェックしていきましょう。

「年間収入」世帯主の勤め先の企業規模別

  • 1~9人:617万円
  • 10~29人:630万円
  • 30~99人:616万円
  • 100~299人:674万円
  • 300~499人:754万円
  • 500~999人:796万円
  • 1000人以上:899万円
  • 官公:844万円

平均:749万円

企業規模が大きくなるほど、平均年収も増えていく傾向があることがわかります。全体平均は749万円でした。

次に、貯蓄額はいくらかも見ていきましょう。