「ふるさと納税ガイド」を運営する株式会社カリーグズは2022年8月10日、都道府県別の「ふるさと納税の利用者数」「ふるさと納税の利用率」「ふるさと納税の平均寄附金額」について算出した結果について発表しました。

それによると、ふるさと納税の利用率について、トップ10のうち5府県が関西地方となったことがわかりました。

今回はこの調査結果を見ていきましょう。

ふるさと納税の利用率「東京」が19.84%でトップに

今回の調査は、2022年総務省発表データに基づいて、ふるさと納税の都道府県別「利用者数・利用率」と「平均寄附金額」を算出しました。

それによると、ふるさと納税の利用率は日本全体では12.45%となりました。利用率が最も高かったのは、東京都で19.84%です。

出所:株式会社カリーグズ

また、関西地方の大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、滋賀県がトップ10以内にランクイン。トップ10のうち5つを関西地方が占める結果になりました。

また、「利用率の低い」都道府県をみると、宮城県を除く5県が入る東北地方は、ふるさと納税の利用率が低めであることもわかります。

このほか、都道府県別の平均寄付金額でも東京都が13万8711円でトップとなりました。日本全体では10万3615円が平均となっています。

参考資料

齊藤 慧