2. 厚生年金はどのように計算されるのか
まずは、厚生年金の受給額がどのように計算されるのかを解説します。
厚生年金は、加入期間や報酬額に応じて納めた保険料によって、受給額が決まります。
厚生年金の年金額(報酬比例部分)の計算式は以下の通りです。
こちらの計算式は昭和21年4月1日以降に生まれた方、つまり76歳未満の人が対象となります。
その中でも平成15年3月以前と4月以降で計算式が変わるため、その前後の加入期間でそれぞれ計算をします。
それらを足し合わせたものが厚生年金の年金額(報酬比例部分)となります。
また、平均標準報酬月額は4月~6月の「月給の平均額」のことで、平均標準報酬額は「月給と賞与を合わせて12で割った額」となります。