4. 年金だけに頼らない!「今から」自分で準備する
ここまで、国民年金と厚生年金の受給額について眺めてきました。
現在のご自身の収入と比較して、「少ない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
公的年金だけに頼らず、ご自身でも対策をしっかりしていくことが重要でしょう。最後にそのためのポイントをお伝えします。
- ポイント1「世界株式」に目を向ける
- ポイント2「長期積立」でコツコツ運用を
- ポイント3「投資と保障のバランス」を意識する
将来、大きな資産を作っていく際には、「長期・積立・分散」が大切です。運用は、なるべく長期でコツコツ積み立てていただくことが大切です。
また、運用先としては成長が期待できる資産を選ぶと良いでしょう。具体的には、世界株式などで世界の株式に分散できる商品が良いと考えられます。
そして重要なのが、長期で運用し続けるために「積み立てができなくなるリスク」を避けておくことです。
具体的には、病気やケガ、働けなくなったときのリスクがありますが、必要最低限でも保険商品で備えておけば安心ですね。
この3つのポイントを意識して、老後の準備を始めてみてはいかがでしょうか。
どんな方法にも合う・合わないがあります。とれるリスクも個人によって異なるでしょう。本当に自分に適した方法を見つけるためにも、まずはしっかり情報収集を行いましょう。
参考資料
宮内 勇資