エアコン以外を節電する方法もある

今回はエアコンのフィルターや室外機に視点をあててきましたが、エアコン以外でも節電することは可能です。

資源エネルギー庁「省エネルギー政策について」より、夏の1日の電力消費割合を確認しましょう。

出典:経済産業省資源エネルギー庁「省エネルギー政策について」

夏1日の電力消費割合

  • エアコン:34.2%
  • 冷蔵庫:17.8%
  • 照明:9.6%
  • 炊事:6.5%
  • 給湯:6.1%
  • 待機電力:6.0%
  • テレビ、DVD:4.6%
  • 洗濯機・乾燥機:2.3%など

エアコンの消費割合はおよそ3分の1。

グラフをみると「冷蔵庫」や「照明」、「炊事」、「待機電力」などの割合も多くなります。

冷蔵庫は食品の傷みに気をつけながらも、開ける回数を工夫して減らしたり、詰め込みすぎないように気をつけたりする。また、いらない電気を消したり、待機電力はコンセントを抜いておくといった他の部分で節電できるでしょう。

照明は約1割を占めますが、環境省によればLEDに変えることで約86%節電できます。これを機に、家電を買い替えて消費電力を減らす工夫をしてはいかがでしょうか。