自由研究は子どもが関心のある分野から選ぶ

「どれにしようか」と悩んでいると、時間は過ぎていきます。どういったテーマを取り上げるかをまず決める必要があります。子ども本人の関心のある分野から選ぶと、飽きたり中途半端になったりすることを防げます。

まずは、好きな教科に関するものから選ぶようにしてください。例えば、体育が好きなら「縄跳びの片足跳びと両足跳びでどれだけ回数が異なるか」と比較してみて、スマートフォンで写真や動画を撮影し、体の使い方を調べてみるのも立派な自由研究の題材になります。

親が「研究といえば理科」と分野やテーマを決めてしまうと、子どものやる気も出てきません。これから完成させるには、やはり子どもが好きな教科から選ぶ方がスムーズに進めることができます。

夏休みの予定と残りの日数を確認する

夏休みの後半から自由研究に取り組むには、やはり夏休み中に自由に過ごせる日にちを確認することが重要です。

習い事や家族での遠出、外泊を伴う外出があると、それだけ自由研究に充てる時間は少なくなります。

限られた時間内に確実に終わらせられることが重要です。自由に使える日数や時間がどれだけあるか把握し、使える時間で終わらせられる自由研究を考えていきましょう。

壮大な研究をしようと思っても、他の予定もあり間に合わないこともあります。

とくに低学年の子は、時間がたっぷりあると思って、無理なスケジュールを考えてしまいます。シビアですが「夏休みの残りはこのくらい」「使えそうな日数はこの程度」と現実を教えて、そこで収まるようにしましょう。