「夏休みの自由研究」成功するかどうかは段取りが握る
夏休みの定番の宿題でもある「自由研究」は、戦後の短い期間、教科として授業で小学4年生から6年生の授業に組み込まれていた時期もありました。
科目としての自由研究は姿を消しましたが、子ども自らがテーマを決めて実験や調べ物を通じて分析する学びの姿勢は、現在の教育で重要視されているアクティブラーニングの原形といえます。
幅広い世代に馴染みがある自由研究ですが、「自由」という名前がついている通り何を取り上げても良いという特徴があります。幅広いがゆえに「何をしたらいいのか分からない」という悩みにも繋がっています。
いざ夏休みが始まってからずっとテーマを考えてしまうと、時間が過ぎて行くだけです。そのため、自由研究を始める際は必ず、飽きずに取り組めるテーマを決めることが大切です。
そして、夏休み期間中のスケジュールを考慮して「出来そうな研究」に絞るようにしてください。無理に大型の研究を考えて調べ物をすると、夏休み明けまでに間に合わないといったことも起きます。必ず自由研究に着手する前に下準備を進めていきましょう。