4. 【国民年金と厚生年金】一般家庭はいくら?年金以外の準備を考える
ここまで年金の種類や男女差でいくらくらい受給できるのかを確認しました。
ちなみに「一般家庭」ではいくら貰えるのでしょうか。
日本に年金機構によれば、厚生年金(夫婦2人分の老成基礎年金を含む標準的な年金額)は21万9593円※。
※平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準。
上記は「会社員の夫と専業主婦の妻」のケースです。
実際には夫婦の加入する年金が逆の組み合わせであったり、夫婦ともに国民年金の場合もあるでしょう。
いずれのケースでも、現職中よりも収入が下がることが予想されるため、しっかりとした準備が必要でしょう。
準備としてはiDeCoやつみたてNISAなどが話題です。その他にも色々な商品が用意されているため、どの商品が自分に合うのか選ぶ必要があります。
どのような商品、対策が合うのか生活スタイルや価値観によって異なります。まずは現状把握から行っていただき、自分にとっての対策を考えてみましょう。
参考資料
徳原 龍裕