4. マイナポイント第2弾!マイナンバーカードの普及率は半分以下
総務省によると、マイナンバーカードの交付枚数の累計は、令和4年6月末時点で約5731万枚。人口に対する割合は45.3%となっています。
また、5月8日時点で、健康保険証の利用の登録は約855万件、6.7%、公金受取口座の登録は約131万件、1.0%でです。
マイナンバーカードについては、以下のような懸念も指摘されています。
- 申請の際、一度は直接役所の窓口に出向かなければならないなど手続きが煩雑である
- 個人情報の漏えいに対する心配がある
- 取得する必要性を感じにくい
総務省は、こうした懸念を持っている人にもカードを取得してもらえるように、以下のような取り組みをするとのことです。
- 自治体に対して先進事例を提供しつつ、申請する方の負担軽減につながる、出張申請受付や申請サポートに積極的に取り組むよう要請し、申請機会の拡大を図る
- マイナンバーカードの安全性や利活用場面などについて、未取得者に送付するQRコード付き申請書にパンフレットを同封することで周知を図る
こうした対策に丁寧に取り組み、マイナンバーカードのさらなる普及促進を図っていくようです。
参考資料
- 総務省「マイナンバーカード」
- デジタル庁「マイナンバーカードが健康保険証として利用できます」
- 総務省「金子総務大臣閣議後記者会見の概要」
- 総務省「マイナポイントとは?」
齊藤 慧