真夏の暑さと湿気、また日照りによる乾燥など、夏は植物にとって厳しい季節。盛夏から秋の間は、どうしても花が少なくなってしまいがちです。

とはいえ、すべての植物が夏を苦手としているわけではなく、暑さに強く、元気に花を咲かせる植物も存在します。

そこで今回は盛夏~秋にかけて美しい花を咲かせてくれる宿根草を紹介します。開花時期に分けてセレクトしたので、花の絶えない庭を目指してみてくださいね。

宿根草の植え付け!ポイントは?

夏に苗を手に入れて地植えにする場合は、一時的に苗を鉢植えにしておくのもオススメです。鉢植えのメリットは移動ができること。植え付け直後など十分に株が成長していない時期に、適切な環境で管理することができます。

植え付けは夕方など日差しが和らぎやすく、気温の下がる時間帯がよいでしょう。季節が変わって涼しくなってきたら、地面に植え付けると株への負担が少なくなります。

宿根草はいつでも植え付けることができますが、秋は植え付けにオススメの季節。気温も落ち着き根付きやすく、冬を乗り越えて株が充実するので、丈夫に育ち開花期にたくさんの花を咲かせてくれることでしょう。

夏から秋に花が咲く!おすすめの宿根草10選

盛夏に花が咲く宿根草

エキナセア

Alex Manders/shutterstock.com

エキナセアは宿根草の中でも夏の主役級の花。珍しいカラーやユニークな形の品種が多く、根強いファンが多い宿根草です。鮮やかな色が多く、庭がぱっと華やかな印象になりますよ。

冬に地上部は枯れますが、春になると芽吹きます。年々株が大きくなり、花数も増えると見ごたえのある姿に。個性的なエキナセアだけを集めた、エキナセアガーデンを作るのも楽しそうです。※参考価格:400~800円(3号ポット苗)