1. ムダなお金と時間は使わない
バンバンお金を使うイメージがあるお金持ちですが、実際にはお金を使うことに対してシビアです。
物を買うときには「本当にこれに対してこれだけのお金を支払う価値があるのか」をじっくり考えます。買うに値しないものは買わず、他で代替できるものがあれば代替するなどして、なんとなく新しいものを買うことはしません。物持ちも良く、時にはケチだと思われてしまうこともあるでしょう。
ムダなお金を使わないのは、「お金に対する価値基準」がしっかりしているとも言えます。不要なものには使いませんが、使うべきコト・モノには使い、その判断の軸が定まっています。その視点も目先のことだけでなく、中長期的な視点で考えていました。
これはお金を使うときだけでなく、お金を稼ぐこと(仕事)や投資に対しても言えます。お金を稼ぐ・使う・投資することに対して、それ相応の価値があるのか、そこにかけるお金で将来的にどうなるかも俯瞰して判断しています。
また、「時は金なり」といいますが、時間に対してもムダな時間は過ごしません。仕事は多忙なものの、メリハリをつけて友人や家族との時間を大切にしている人が多くみられました。