2016年1月、マイナンバー制度が開始し、マイナンバーカードの交付もあわせてはじまりました。
マイナンバーは住民票を持つすべての国民に付与される番号である一方、マイナンバーカードは希望者のみに配布されます。
マイナンバーカードを受け取るためには申請手続きが必要なため、マイナンバーカードを申請すべきなのか検討中の人も少なくないでしょう。
本記事では、マイナンバーカードの保有率を確認した上で、マイナポイントのメリットについて紹介します。あわせて、マイナポイントを獲得する上での注意点についてもみていきましょう。
マイナンバーカードの保有率はどのくらい?
総務省が発表する「マイナンバーカードの市区町村別交付枚数等について」(令和4年5月1日現在)によると、全国の交付枚数率は44%です。半数に近い国民がマイナンバーカードを保有しているという結果になっています。
マイナンバーカードの交付枚数率は都道府県によっても異なります。
日本で最も交付枚数率が高い県は宮崎県で、マイナンバーカードの保有率は57.1%。次いで、兵庫県(49.0%)、奈良県(48.0%)という結果になりました。
また、マイナンバーカード交付先進地域として選ばれた上位3つの市は、「宮崎県都城市(78.6%)、兵庫県養父市(76.5%)、石川県加賀市(73.5%)」です。