30~40代おひとりさま「貯蓄ゼロ」は3人に1人。年金に頼れない今、どうすべきか
【男女別】厚生年金の受給額のボリュームゾーンとは
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おひとりさまが増えている現代。
内閣府男女共同参画局の「結婚と家族をめぐる基礎データ」をみると、2019年の平均初婚年齢は男性で30.7歳、女性で29.6歳です。
初婚年齢の平均は男女ともに30歳前後ですが、2020年の国勢調査では既婚の割合が未婚の割合を上回るのは男性で35~39歳以上、女性で30~34歳以上ともなっています。
生き方が多様化している現代において、おひとりさまでいる理由はさまざま。ひとりでいることを選ぶ方もいれば、離別・死別などを経てひとりを選ぶ方などそれぞれ背景は異なります。
ひとりの生活は何でも自分で選択することの連続ですが、それは「お金」についても同じこと。今どのようにマネープランやライフプランを立てるかということが、この先や老後に影響します。
とはいえ、育児や介護をしていたり、今の40代の方は大卒でも正規雇用が難しかった「就職氷河期世代」であり、思うように働いたり貯蓄できない場合もあるでしょう。
今回は30~40代のおひとりさまの貯蓄事情をみていきます。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。