ホンダの中古車3. 「フリード」ちょうどいいサイズで様々なユーザーを取り込む、人気のコンパクトミニバン
フリードは同社のコンパクトカーであるフィットをベースにした人気のコンパクトミニバン。手頃なコンパクトサイズの貴重なミニバンとして注目されており、ライバルであるトヨタ・シエンタと販売台数を争っていることで知られています。
フリードが人気の理由は、3列シートを採用しつつ、全長約4.2メートル、全幅約1.7メートルとコンパクトな車体サイズのため、扱いやすいことと、男性的でスマートなエクステリアや質感の高いインテリアが評価されている事。
そして、ガソリン車だけでなく、燃費を重視している人のためのハイブリッド車を展開するなど、様々なユーザーを取り込んでいるのもあります。
フリードは、2008年に登場した初代、2016年に登場した2代目がありますが、中古車市場では2代目フリードが主流となっています。
2代目フリードには、安全運転支援システム「ホンダセンシング」は、登場時はグレード別装備、もしくはメーカーオプション設定でしたが、2019年10月に実施されたマイナーチェンジで全車標準装備されました。中古車で購入する際はホンダセンシングが装備されているか確認するのをオススメします。
注意点としては、フリードはグレードによって乗員数が違うということでしょう。3列シートモデルは、2列目が左右独立したキャプテンシートを採用したモデルと、大型のベンチシートを採用したモデルがあります。
他にも、初代、2代目共に、2列シートモデルも用意しています。
初代モデルは3列シートを無くして荷室を大きく取った「フリードフレックス」や、後席を折りたたむとフラットな荷室を実現した「フリードスパイク」があり、2代目には荷室を低床化し、上下に荷室スペースを分けて使用できる「フリードプラス」もあります。
3列目のシートが不要な人はこれらモデルを選ぶのも良いでしょう。
人気グレードは、燃費を重視したハイブリッドや、クロスオーバースタイルを採用したクロスター、エアロパーツや専用サスペンションを採用したスポーティグレード「モデューロX」は、中古価格でも高値の傾向にあります。