「楽天証券vsSBI証券」4つの違いを表でチェック

それでは、楽天証券とSBI証券の違いを以下の表で確認していきましょう。

楽天証券とSBI証券のHPを元に筆者作成(2022年5月26日時点)

つみたてNISAの口座選びで重要なポイントである「取引銘柄数」と「ポイント還元率」について、まずは上記表において着目してみましょう。

取引銘柄数は両社とも同程度です。ポイント還元率については、楽天証券が1%である一方、SBI証券は0.5~2.0%となっています。

ただし、楽天証券の楽天カード決済は2022年9月買付分より、銘柄によって「1%もしくは0.2%」に変更されます。代わりに2022年8月買付分より、「楽天キャッシュ決済」によるポイント付与がはじまります。

こちらは「楽天カードで楽天キャッシュへチャージ」で0.5%、さらに楽天キャッシュでの投信買付時に「毎月最大5万円まで0.5%(キャンペーンは2022年8~12月買付分)まで」のポイント付与となります。

SBI証券は三井住友カード以外のクレカ決済もおこなっているので、ご自身が普段よく使うカードで検討されるといいでしょう。

積立頻度については、「毎週」が選択肢に含まれるSBI証券の方が積立を柔軟に行えます。ただし、長期運用が大前提となるつみたてNISAで「毎週」を選択したからといって、売却時にオトクになるとは言い切れないでしょう。

連携する銀行での優遇金利は楽天証券が0.10%であるのに対し、SBI証券は0.01%。楽天証券の方が優遇される金利が圧倒的に高いといえます。

参考までに、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行などメガバンクの普通預金の金利は0.001%となっています。