剪定と切り戻し

長く伸びた枝は雨で折れやすくなったり、周りの植物にしなだれかかったりします。適度に切り戻して、枝にかかる負担を軽くしてあげましょう。

茂り過ぎた葉や枝を剪定して風通しをよくしておくと、長雨による株の蒸れも防げます。

挿し木

気温や湿度が高い6月は、挿し木に最も適した時期です。晴れた日が少ないので、挿し芽に強い日差しが当たらないのもメリット。お気に入りの植物を増やせる絶好のチャンスです。

【6月のガーデニング】バラのお手入れ方法

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花ガラ摘み

5月にピークを迎えた一番花が咲き終わる6月。枚数が多く、柔らかいバラの花弁は雨で傷みやすいのが難点。そのままにしておくと病気が発生するので、早めに摘み取っておきましょう。

病害虫対策

湿度が高い6月は、黒点病やうどんこ病などの病気が多発する時期。害虫も発生しやすく、葉を食べてどんどん生長します。こまめに葉の裏表を確認して、病害虫を早期発見しましょう。

泥ハネで起こりやすい黒点病を予防するため、株元にマルチングするのも効果的です。

追肥

6月のバラは開花のために、多くの栄養を使い果たして疲れています。病気に対する抵抗力と、次の開花へのパワーをつけるため、液体肥料などで追肥するとよいでしょう。