まとめて群生させる

多年草は素朴でナチュラルな花が多いのが特徴。選ぶ多年草によっては地味になってしまうときもあります。

花色が白、ナチュラルカラーの小花を咲かせる品種は、少し多めに植えるとまとまりがよく、オシャレな印象になります。もともと華やかな品種は、まとめて植えると豪華な見た目に。好みに応じて、量を調整するとよいでしょう。

数個の鉢に分けて植えて、配置してみるのもオススメ。まとまって群生しているような雰囲気になりますよ。

夏に鮮やかな花が咲く!オススメの多年草6選

クレマチス

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クレマチスはツル性の多年草。花色や形が豊富で、紫、ブルー、白の花を咲かせるクレマチスを選ぶと涼やかな雰囲気を演出できるでしょう。ツル性なので壁やアーチを這わせると、壮大な景色を楽しめます。

四季咲きの場合、開花期は4~10月。他にも夏~秋にかけて花が咲く品種もあります。花が終わると、枯れ枝のようになってしまいますが、開花時期になると細い枝から再び芽吹いて、美しい花を咲かせます。※参考価格:500円(ポット苗)~3000円(4号鉢)前後

ガイラルディア

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ガイラルディアはオレンジ色や黄色の花が美しい多年草。暑さに強く、夏のあいだは次々と花をつけて楽しませてくれます。開花期は6~10月。

枯れた花をこまめに摘み取る手間はかかりますが、日当たりと風通しに気を付けると土壌を選ばず元気に育ちます。切り戻しは夏前までに済ませておきましょう。秋にも再び花を楽しめます。※参考価格:200~800円前後(3号ポット苗)