4. 「年金」「貯蓄」も今から考える
年金の最新である支給実態を確認しました。「悠々自適な年金生活」と言われることもありますが、思っていたほど余裕のある暮らしとはいえないのが現状です。
しかし年金の受給額は個人差が激しいもの。まずは自分の目安額を知るために、ねんきん定期便やねんきんネットを確認する習慣をつけましょう。
2022年4月25日には、スマホで年金額が試算できる「公的年金シミュレーター」の試験運用が開始されたと厚生労働省より発表がありました。
こうしたツールを駆使することで、将来の収入額を把握することが重要です。
同時に重要になるのが「貯蓄」です。老後資金として、預貯金だけでなく資産運用や保険などでバランスよく貯めていきましょう。
自分に合う方法は、個々の状況でも異なります。とれるリスクを知るためにも、まずは情報収集から始めてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 厚生労働省「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」(2021年12月)
- 総務省「家計調査年報(家計収支編)2021年」第3-2表
- 厚生労働省「スマホで簡単に年金額試算「公的年金シミュレーター」を4月25日から試験運用を開始します!」
太田 彩子