「毎日頑張って働いてはいるけれど、もう少しお金があったらいいのに」と、経済的な余裕が欲しいと考えている方は多いでしょう。
いわゆる「富裕層」と言われるグループに仲間入りするには、具体的にどんなことをすれば良いのでしょうか。すぐには富裕層になれなくても、お金を増やすポイントを知ることは生活を見直すキッカケにもなるでしょう。
今回は収入を増やすためのポイントや、今すぐできる生活習慣などをご紹介します。
「富裕層」ってどのくらいいるの?
そもそも、日本には、富裕層と呼ばれる人はどのくらいいるのでしょうか。
一つの参考までに、金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和3年)」によると、金融資産が3000万円以上ある、いわゆる富裕層にあたる世帯の割合は全体の13.5%となっています。
また、金融資産が1000万円を超える割合は34.4%。3世帯のうち1世帯は、金融資産1000万円を超えていることになります。
<金融資産保有額1000万円以上の割合>
- 1000万円~1500万円:8.2%
- 1500万円~2000万円:5.2%
- 2000万円~3000万円:7.5%
- 3000万円以上 :13.5%
なお、全世帯の平均金融資産額は1563万円、中央値は450万円です。
日本には富裕層と呼ばれる方々がいる一方で、金融資産を全くもっていない非保有の方の割合は全体の22%います。これは、5世帯に1世帯は金融資産がゼロであることが分かります。