球根の消毒
掘り起こした球根は、土を落とし丁寧に水洗いしましょう。球根用の消毒液も市販されていて、浸けておくと病気や害虫の被害を軽減できます。
球根の保存方法は?
よく乾燥させる
洗った球根は新聞紙などに並べて、日陰で風通しのよいところで乾燥させましょう。ときどき新聞紙を替えたり球根の上下を入れ替えたりしながら、表面が茶色になるまでしっかり乾かします。
ネットに入れて保管する
球根がしっかり乾いたら通気性のあるネットなどに入れて、植え付け時期まで保管します。保管場所は日陰で風通しのよい場所がオススメ。
保管中に球根が傷つくと芽が出ないかもしれません。傷めないように注意しながらしばらくゆっくり休眠させましょう。
冷蔵庫で球根を寝かせる
ほかのチューリップより一足先に開花させたいとき、植え付け2ヵ月ほど前から冷蔵庫に入れておく方法があります。しばらく人工的に冬の状態にしたあと冷蔵庫から出すと、春が来たと勘違いして球根が発芽するのです。
まだ寒い時期にチューリップを咲かせる、という育て方にチャレンジするのも楽しいかもしれません。
まとめにかえて
球根の平均寿命が1~2年ほどといわれるチューリップ。きちんとケアして保存しておけば3~4年程度は繰り返してキレイな花を咲かせてくれます。
花が咲き終わる今頃が次のシーズンに向けて準備の時期。球根のお手入れをしっかりおこなって、長い間チューリップを楽しんでみませんか。