【富裕層の思考と行動】3.考え方が中立的である
富裕層だからこそ我が強く、わが道をいく方が多い印象があるかもしれません。
しかし富裕層と言われる方は考え方が中立的な方も多いです。
自分の意にそぐわない考えをはじめから排除したり、これが当たり前と決めつけることなく、まずは話を聞いて受け止めてから、さまざまな視点で考えます。
というのも、常に世界情勢や価値観は移りゆくもの。一つの考えに固執していては見えないことや、損をすることもあるでしょう。
移りゆく世界では自分を持つことが大切ですが、同時に中立的な立場で一旦受け入れ、情報収集したりさまざまな視点で考えたりといった姿勢は学びたいものです。
富裕層の思考や行動は少しずつなら真似ができるものもあります。まずは自身を振り返り、変えられるところからはじめてみてはいかがでしょうか。
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリア、転職などをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年6月1日更新)。