2019年に話題となった老後2000万円問題。

とはいえ現役世代の方は住宅ローンや教育費が厳しく、老後資金までまわらないという方もいるでしょう。

中には「退職金を老後資金にすればいい」と考える方もいるかもしれませんね。

ただ退職金は特に民間の場合、出ない会社や業績に左右される場合があります。

安定といわれる「公務員の退職金が気になる」方もいるのでは。

今回は公務員の中でも学校の先生に視点をあてて、退職金を見ていきます。

【注目記事】つみたてNISAやiDeCo「はじめる前に気付いておけば良かったこと」4選

1. 【地方公務員】学校の先生はどれくらいいるのか

総務省「地方公務員数の状況」によると、地方公務員の中で学校の先生は106万4659人で、前年度に比べて3万6334人増えています。

しかし、平成6年に比べると先生の数は17%減少しています。

少子化による学級数の減少などが影響しているようですが、特別支援学校は約1.5倍に増加している点は特徴的でしょう。