結婚新生活支援事業費補助金(結婚助成金)とは

入籍後に新居へ引っ越すカップルも多いでしょう。そこで活用したいのが「結婚新生活支援事業費補助金」です。(以降は結婚助成金と表記)

この制度は結婚後の新生活にかかるコスト(家賃、引越費用など)を補助する地方公共団体に対し、国が補助額の一部を負担する制度です。

この制度を入籍前に知っているカップルの割合は、2019年時点で49.3%と約半数にとどまります。本記事を参考に、対象地域や申請方法を確認しておきましょう。

出所:内閣府「第2部 少子化対策の具体的実施状況(第1章 第1節2)」

対象地域

結婚助成金の対象地域は下記のホームページから確認できます。

内閣府「令和3年度地域少子化対策重点推進交付金(結婚新生活支援事業)」

対象世帯および交付上限額

結婚助成金の対象世帯は次のとおりです。

各コースは自治体によって異なるので、事前に確認しておきましょう。

【コースごとの共通条件】

  • 夫婦ともに39歳以下
  • 世帯所得400万円未満(世帯年収約540万円未満相当)

【都道府県主導型市町村連携コースの交付上限額】(補助率2/3)

  • 夫婦ともに29歳以下・60万 それ以上・30万

【一般コース】(補助率1/3)

  • 30万

※自治体ごとに予算上限に到達した時点で、新規の受付は終了します。