年収の違いが将来の年金額に影響することも
年収について考えるときには今の生活ばかり考えてしまいがちですが、将来の年金にも大きく影響してきます。
会社員や公務員などが加入する「厚生年金」は、加入月数や収入に応じて納めた保険料により、将来の受給額が変わります。厚生年金の場合、この「報酬比例部分」によって将来の年金額に影響する面もあります。
厚生年金の平均月額
〈全体〉平均年金月額:14万4366円
- 〈男性〉平均年金月額:16万4742円
- 〈女性〉平均年金月額:10万3808円
※国民年金の金額を含む
男性のボリュームゾーンはひと月15~20万円、女性は7~12万円。収入が少なければ、将来の厚生年金額も少なめになる可能性があります。
基本的には厚生年金だけではもらっていたお給料と同等の水準を作るのは難しいでしょう。
老後も生活水準を下げることなく生活できるのが理想です。早め早めの対策をおすすめします。
今回日本の平均年収を見てきましたが、まずはご自身の現状把握をすることが大切です。将来焦って準備することがないように人生のマネープランは計画的に整えていきましょう。