最近、芸能界や色々な芸能人に関する裏話がネット上に公開されニュースで大きく取り上げられているのを皆さんはご存知でしょうか。

ネット上に飛び交う噂話などを受けて、特定の芸能人に対して否定的な印象をもった人もいれば、「噂話にすぎない」と全く話を信じない人もいるでしょう。

ネットを介して世間に広がるさまざまな情報。「どれがホントで、どれがウソなのか」。第三者から聞く「~らしい」という噂話は信用しても大丈夫なのか。

そこで今回は、「年金って毎月14~15万円くらいもらえるらしい」というウワサについて、その真偽を確かめていきたいと思います。

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日本の年金制度について

最初に、日本の年金制度のおさらいからスタートしましょう。

日本の年金制度は、国民年金と厚生年金の2階建て構造になっています。

1階部分が国民年金で、日本国内に住む20歳から60歳までのすべての国民に加入義務があり、年金保険料は全員一律となっています。

国民年金保険の保険料を納める期間は最長40年間です。40年に満たない場合は将来受け取れる年金額が納付期間に応じて少なくなりますので注意しましょう。

一応、国民年金を受け取れる条件として国民年金の保険料を10年以上納めた場合は受給対象者となりますが、老後のためにも40年間しっかり保険料を納めておいた方が安心ですね。

次に、日本の年金制度の2階部分「厚生年金」について説明します。

こちらは、国民年金の上乗せとして会社員や公務員が加入するものです。自営業やフリーランス、専業主婦の方は厚生年金に加入することは出来ませんのでご注意ください。

厚生年金の保険料は収入によって決まります。一般的には、収入が高いほど納める保険料も高くなるため、その分将来受け取れる年金額も高くなる傾向にあります。

また厚生年金の受給要件に関してですが、条件が2つあります。

  1. 厚生年金保険の被保険者期間が1ヶ月以上ある
  2. 国民年金保険の納付期間が10年以上ある

今、フリーランスや専業主婦の方でもこれまでに会社員や公務員として1ヶ月以上働いた経験のある方は厚生年金を受け取れる可能性が高いので覚えておきましょう。