【厚生年金と国民年金】モデル夫婦は月約22万円!赤字になる?ならない?
厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を考察
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暖かくなり外へ出かける機会が増える一方で、4月より食料品や日用品などさまざまな分野で値上げが始まっています。
これまでとは違う世の中の流れに、不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
特に年金生活だと月の受給額が決まっているため、相次ぐ値上げに厳しさを感じる方も多いでしょう。
今回は一般的な夫婦の年金受給額にクローズアップします。
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そもそも国民年金と厚生年金とは?
日本の年金は「2階建て」と言われています。
1階部分は「国民年金(基礎年金)」で、2階部分が国民年金に上乗せして加入する「厚生年金」です。
主に受け取る方は以下の通り。
- 自営業や無職、専業主婦(主夫)など:国民年金のみ
- 公務員や会社員など:国民年金+厚生年金
国民年金は一律の保険料を支払いますが、厚生年金は収入に応じて定められた保険料を払います。
そのため、厚生年金の方が個人差・男女差が大きくなっています。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)
1984年生まれ。群馬県出身。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
現在は株式会社ナビゲータープラットフォームが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは資産運用や老齢年金、貯蓄、NISA、iDeCo、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児の母であり、趣味は執筆・読書、音楽鑑賞、写真、旅行。今の夢はYOASOBIのライブに行くこと。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年4月4日更新)。