投資の意識をもってお金と時間を使う

一般人と富裕層が大きく違うのは、お金と時間を使う際に、消費ではなく投資という観点で見るところでしょう。

先ほどの趣味も同じですが、趣味を楽しむことで心身がリラックスでき、情報収集などビジネスチャンスにも繋げられるという点では、今と将来の自分に投資する時間の使い方をしていると言えます。

運用をするために証券会社に訪れる富裕層は、投資を通じて株価や経済情報を学ぶことで、自身の仕事にも活かしています。

損をしないか、リスクが怖いと思いながら値動きだけに過敏に反応するのではなく、運用を通じて得た知識や経験を仕事に繋げるのです。

また、バランスの取れた食事やジムでの運動、良質な睡眠のため寝具など、自身の健康とメンタルを保つことにお金と時間もかけます。

健康でなければ仕事のパフォーマンスが落ちるだけでなく、最悪仕事ができなくなってしまうこともあるでしょう。

質の高い仕事を続けていくためにも、健康とメンタルを維持するためにお金と時間を使うのです。

何が大切なのか、その意識が明確

富裕層のお金と時間の使い方をみると、「何が大切なのか」という意識がしっかりしています。

そして過去を振り返るのではなく、今と将来に向けて有効な時間とお金の使い方を実践される方が多いでしょう。

こういった富裕層の特徴を私たちも取り入れていきたいものですね。

宮野 茉莉子