3月も後半戦です。

そろそろ新年度に向けた目標を設定する方も多いのではないでしょうか。

年度の切り替えに立てておきたい目標のうち、おすすめなのは「お金に関する目標」です。

4月は何かスタートするのに絶好の時期なのです。

実は2022年2月14日に発表された金融広報中央委員会の最新データ、「家計の金融行動に関する世論調査」によると、単身世帯での「貯蓄0円世帯」は年々減少傾向にあります。

二人以上世帯と比較しながら紐解くとともに、ゼロからお金を貯める方法についても考えていきましょう。

【注目記事】「富裕層の人の特徴」を元金融機関社員が解説!資産5000万円以上のお金持ちの割合は

「貯蓄0円」の割合はおひとりさま世帯で減っている

金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(令和3年)」では、時系列でさまざまな貯蓄事情を知ることができます。

このうち、「金融資産保有額」の項目から「金融資産非保有」、つまり貯蓄が0円である世帯を抽出してみます。

おひとりさま世帯の「貯蓄0円」の割合

  • 2017年:46.4%
  • 2018年:38.6%
  • 2019年:38.0%
  • 2020年:36.2%
  • 2021年:33.2%

2017年には46.4%にも及んでいた「貯蓄0円世帯」の割合ですが、2021年には33.2%にまで減少しました。

新型コロナウィルスや老後不安など、さまざまな背景が考えられますが、貯蓄と向き合うおひとりさまが増加しているといえるでしょう。