ソメイヨシノは大きくなる品種なので、個人の庭に植える場合は中木程度の樹高になるヤエザクラやシダレザクラがおすすめです。

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サクラの木は日当たりと風通しの良い場所を好みます。風が強すぎると花や葉がすぐに落ちてしまうため、強風が吹く場所は避けて植えましょう。地植えの場合、水やりはほとんど必要ありません。

サクラ・ウメ・ハナモモの剪定方法

「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

サクラは枝を切った後の切り口が腐れやすいこと、ウメは切らずにいると不要な枝が増えてしまう意味で使われることわざです。

サクラは枝元を剪定(photowind/Shutterstock.com)

サクラを剪定する場合、枝元から剪定するようにします。中途半端に枝を残すとそこから枯れ込む可能性があります。剪定後は切り口を保護するため、癒合剤などを塗っておきましょう。

一方、ウメは放っておくと枝が上に向かって大きく伸び、枝が込み合ってきて花つきが悪くなります。10月以降に剪定をおこなうようにしましょう。

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ハナモモは花が終わったら3~4芽残して切り戻し、そこから新芽を出すようにします。同じバラ科の花木でも剪定方法が異なりますので事前に確認して上手に育てましょう。

まとめにかえて

サクラ、ウメ、ハナモモの特徴、育て方を紹介しました。

春の訪れを感じさせる華やかな花木の3種、庭にあったら素敵ですよね。ぜひチャレンジしてみてください。

LIMO編集部