コロナ禍の中でも根強い人気のあるサイゼリヤは、今期過去最高に近い売上高1,500億円を目指しています。
また業績を先取りするかのように、昨年のサイゼリヤの株価は堅調な推移を見せました。
ただし気付けば利益は既に海外中心構成となっています。
日本発の格安イタリアンとして根強い人気があるサイゼリヤの今期の業績及び株価の行方が注目されます。
客足が戻りつつあるサイゼリヤ
コロナ禍により多くの外食企業の業績が悪化しました。
ただしマクドナルド(日本マクドナルドホールディングス(2702))やケンタッキーフライドチキン(日本KFCホールディングス(9873))のようにコロナ禍の中で業績を伸ばす外食企業も中にはあります。
その中でサイゼリヤ(7581)の客足が戻りつつあります。
昨年11月から来客数が対前年同月比での増加を続けており、1月は121.3%となりました。
ただしコロナ感染第6波のため1月に多くの都道府県でまん延防止等重点措置が適応され、1~2月は客足が落ちると予想されます。
それでも2月後半に入り感染はピークアウトしており、3月から再び客足が回復する可能性が高い状態にあります。