60代「貯蓄3000万円~4000万円」は27.38%

次に、貯蓄額ごとの人数と割合を確認しましょう。

出所:総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)―2020年(令和2年)平均結果―(二人以上の世帯)

  • 100万円未満:7.21%
  • 100万円~:4.48%
  • 200万円~:3.26%
  • 300万円~:3.17%
  • 400万円~:3.15%
  • 500万円~:3.09%
  • 600万円~:3.11%
  • 700万円~:3.05%
  • 800万円~:2.72%
  • 900万円~:2.01%
  • 1000万円~:6.55% 
  • 1200万円~:4.48%
  • 1400万円~:3.99% 
  • 1600万円~:3.79% 
  • 1800万円~:3.09%
  • 2000万円~:8.07% 
  • 2500万円~:7.38% 
  • 3000万円~:8.35%
  • 4000万円以上:19.03%

貯蓄割合をみると、3000万円台は8.35%。4000万円以上は19.03%です。

「貯蓄3000万円~4000万円以上」でみると、27.38%になります。約4世帯に1世帯は、貯蓄3000万円以上を保有していることになりますね。貯蓄が3000万円以上あれば、セカンドライフを楽しんだり、万が一のときに備えたりすることも可能でしょう。

一方で、貯蓄500万円未満の世帯も21.27%います。

60代の貯蓄は二極化していることが分かりました。