大型の観葉植物は部屋をオシャレに演出するために欠かせない存在。置けるスペースがあるなら、ぜひ飾ってみたいですね。

観葉植物はガーデニング初心者でも比較的育てやすい種類です。植物を育てる生活をスタートするなら、観葉植物からスタートしてみてはいかがでしょうか。

今回は大型の観葉植物を育てるコツや、部屋を一気に華やかにするおしゃれで人気の品種を紹介します。

大型の観葉植物を育てるコツ

大型の観葉植物は大きく育っているだけに、丈夫で育てやすいのが特徴です。

鉢の中の土の量が多く、水分をある程度保っておけるので、品種や環境にもよりますが頻繁な水やりが必要ありません。逆に小さな鉢のほうが水のコントロールが難しく、水やりを忘れるなどして枯れてしまうこともしばしばです。

大きな葉にハリがなく、垂れ下がっていたら明らかに水が足りていないサイン。すぐに水をあげれば多くの場合は復活します。このような状況をよく覚えておけば、水やりのペースがつかめてきます。

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土の表面が乾燥していても、土の内部は湿っている場合があります。少し土を掘り返してみたり、葉の様子を見ながら水やりのタイミングを判断するするとよいでしょう。

最近は土の水分量を測定する簡易チェッカーなども販売されているので、心配な人は使ってみるのもよいかもしれません。

観葉植物の多くは窓辺の暖かい日差しが入るところで管理すれば、ぐんぐん生長します。夏の直射日光は葉を傷める原因になるので、夏は日差しに気をつける必要があります。

大きな葉はホコリが溜まりやすいので、時々拭いてやり、葉水も定期的に散布しましょう。

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大型の観葉植物は値段も高め。枯れてしまうのが心配でついつい水や肥料をやりすぎてしまうと、それが枯らす原因になることも。

丈夫な品種を選び、日当たりの確保と適度な水やり、そして日頃の観察をおこなえば、枯らすことなく長く元気に育てられますよ。