ブリーダーとやり取りするときに注意したいこと

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基本的に「猫を買ってやる」という態度は好まれません。命である猫を譲るわけですから、ブリーダー側もできる限り気持ちよいやり取りができる相手に売りたいと考えるのが自然です。

そのため、「無断キャンセル」「連絡が途絶える」というようなことは絶対してはいけません。

また、「みんなの子猫ブリーダー」では「同時または短期間のうちに複数のブリーダーに問い合わせる」行為を禁じています。

1つのブリーダーで見学して、明確に返事してから別のブリーダーに問い合わせる必要があるのです。

不動産などのモノや、転職などの無形サービスであれば複数の業者に並行して問い合わせることに違和感はありませんが、ブリーダーは動物の命を扱っているので、このような慎重な対応が必要になるものと考えられます。

とはいえ、独特の注意点はありますが、ブリーダーから子猫を譲ってもらう形式は欧米では一般的です。

中間業者であるペットショップを挟まない分、健康な子猫を手ごろな価格でお迎えでき、サイベリアンのブリーダーであれば、サイベリアンに特化した専門家からのアドバイスも受けられるというメリットもあります。

「どうしてもこの猫種が飼いたい!」と決まっている場合はブリーダーから譲ってもらうこともぜひ選択肢に入れていただければと思います。

参考資料

當瀬 ななみ