『タクシー運転手 約束は海を越えて』

2017年韓国公開・2018年日本公開

  • 監督:チャン・フン
  • キャスト:ソン・ガンホ、トーマス・クレッチマン、ユ・ヘジン他

1980年、民主化前の韓国で起きた「光州事件」を題材とする、実話に基づく映画。

娘のために毎日必死に働くタクシー運転手マンソプは、ある時ドイツ人記者ピーターから光州まで連れて行ってほしいと言われます。

光州は軍によって閉鎖状態でしたが、大金に目がくらんだマンソプはなんとかピーターを現地まで乗せていきましす。そこで、彼らは恐ろしい現実を見ることになり…。

民主化を求める市民たちが次々殺されていく描写が、韓国最大の悲劇とも呼ばれるこの事件の重さを語ります。

地元民からそんな事実を何とか世界に公表してくれと頼まれるピーターとマンソプの友情も見どころ。

これまで政治には興味を持たずあくせく生きてきたマンソプ。彼が勇気を振り絞ってハンドルを握る場面に注目です。明るい未来を夢見て戦った人々の思いを描いた社会派感動作品です。

さいごに

韓国映画「泣ける名作6選」をご紹介しました。心をつかみそうな作品はありましたか?

「泣ける感動作」から得られるものは、涙だけではないでしょう。登場人物たちの生き方をかたちづくった、歴史や文化、そして社会的な背景などに思いをはせることで、より一層、作品を深く味わうことができそうですね。

参考資料

LIMO編集部