引き抜いた株の根を優しく手でほぐし、腐った根や枯れた葉があれば取り除きます。植え替え用の鉢に土を3分の1ほど入れ、株が中央になるように置きましょう。

株元が埋まってしまわない程度の高さまで上から土をかぶせ、株を安定させます。翌日の朝、鉢底から流れ出るまで水をたっぷり与えましょう。

そのほかの注意点は?

地植え

クリスマスローズは中性~アルカリ性の土壌を好みます。庭の土は雨の影響を受けてどうしても酸性に傾きがち。

植え替える場所の土を中性~アルカリ性の状態に整えるために、苦土石灰を施して1週間以上寝かせましょう。

クリスマスローズは地植えにすると旺盛に生長します。複数の株を植え替えする場合は、株間を50センチほど空けて穴を掘りましょう。

鉢植えと違って一度植えると場所の移動かできないため、落葉樹の下など夏の強い日差しが当たらない場所を選ぶことが大切です。

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鉢植え

鉢植えのクリスマスローズを植え替えた場合は、1~2週間ほど半日陰に置きます。

夏前に植え替えした鉢は夏の日差しに注意しましょう。また強風が吹きつける場所は根付きが悪くなるかもしれません。このような場所は避けて管理するようにします。

10月以降の生育期に入ったら日当たりのよいところに置き、根の生育を促します。水やりは鉢の土が白っぽく乾いてきたらしっかり与えましょう。

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水のやり過ぎで多湿にならないように気をつけてください。

まとめにかえて

控えめな美しさと寒い時期に咲き続けるたくましさを合わせ持つクリスマスローズ。毎年かわいい花を楽しむためには定期的な植え替えが欠かせません。

植え替えの時期やコツを知り手間を惜しまず管理して、クリスマスローズをのびのびと育てましょう。

LIMO編集部