2月に入り、みなさん今年の貯蓄は順調に進んでいるでしょうか。中には「思うようにお金が貯まらない」「なぜかわからないけど貯蓄が増えない」と悩んでいる人も多いでしょう。

ただ、総務省統計局の「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2020年(令和2年)平均結果-(二人以上の世帯)」によると、二人以上世帯の貯蓄現在高は2年連続で増加しています。1世帯あたりの貯蓄現在高(平均値)は1791万円、より実態に近い中央値は1061万円です。

「みんなそんなに貯金しているの?」と驚いた人も少なくないでしょう。今回はお金が貯まらない人がやってしまいがちなミスと対策についてご紹介します。

「なんとなく」お金を使う

お金が貯まらない人は「今月はお金がヤバイけど、何にそんなに使ったっけ?」というパターンが多いのではないでしょうか。

何にお金を使ったかわからないのに、今月はお金がないという人は「なんとなく」お金を使っている証拠です。この「なんとなく」が続くと、お金が貯まらなくなってしまうどころか、お金がなくなってしまいます。「なんとなく」お金を使うのではなく、きちんと「意識して」お金を使うといいでしょう。

なんとなくお金を使うことを卒業したい人は、メモをとったり、家計簿をつけたり、どのような手段でもいいので記録するようにしましょう。意識を持ってお金を使うことで、お金に対して「もったいない」「節約して使おう」という気持ちが湧いてくるもの。貯蓄を続ける上で目的意識は大切です。