ダリアの仕立て方
ダリアは花の大きさによって、仕立て方が異なります。ポイントは摘芯するタイミングと位置です。
定植後3~4週間後に芽が出るので脇芽を放置しておくと枝分かれが進み栄養が分散してしまい、花が育ちにくくなってしまいます。
下の脇芽を残すことで、バランスが良くどっしりと安定した株に育ちます。
大輪種
茎が5~6節までに伸びた時、一番花は頂点に1つのみ咲かせるようにして、下2節の芽を残し他の脇芽は全てかき取ります。その後一番花が咲いた主茎を切り戻します。二番花は残した下2節の芽からそれぞれ花が咲くようになります。
中・小輪種
中・小輪種の場合も、茎が5~6節まで伸びたタイミングで下3節を残して摘芯をしましょう。脇芽が生長して5~6本の茎立ちになり、一番花はそれぞれの頂点に花を咲かせます。
次も下3節を残し脇芽をかき取ることで、養分が行き渡りたくさんの花を咲かせることができます。
その他の注意するポイント
肥料
追肥は植え付け1カ月後から行います。株の生長が思わしくない、葉の色が薄いといった状態の時に用法・用量を守って与えましょう。気温が高い夏はダリアも疲れているので追肥を控え、秋になったら再開します。