まずは1つでも株かETFを買ってみる

ネット証券で働く20代女性のBさんは、「投資はあまり過剰に怖がらずに、まずは一歩を踏み出してみることが大事」だと言います。

「これまで投資をしたことがない人は、ニュースや新聞を読んでいたとしてもあまり投資という視点から見たことがないと思う。なので、まずは1株でもいいので株やETF、もしくは投資信託などを買ってみるといい。

そうするとかなり値動きに注目するようになるし、経済ニュースにも自然と目が向く。今まであまり気にならなかった『日経平均株価はいくらだったかな?上がったかな?』とか、『株価が上がりそうなニュースは出たかな?』みたいなニュースが気になってくるはず」と話します。

株を買うときの単位のことを「単元(たんげん)」と言いますが、日本の株は1単元100株なので100株からしか買えません。1株500円であれば、「1株500円×100株=5万円」から買えることになります。

しかし、最近ではネット証券を中心に「単元未満株」というものが売買できます。単元未満、つまり100株未満で買えるので少額で購入することができます。

「単元未満株のように少額から買えるしくみを使ってとりあえず知っている株を買ってみるとか、1口から買えるETF(上場投資信託)を買ってみるとかすると自然と値動きに慣れ、ニュースにも目が向くようになるはず」と話してくれました。