「厚生年金」ひとりで月15万円もらえる割合は?
厚生労働省の「令和2年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」を参考にして、厚生年金の受給額を見てみます。
厚生年金保険(第1号)平均年金月額
〈全体〉平均年金月額:14万4366円
- 〈男性〉平均年金月額:16万4742円
- 〈女性〉平均年金月額:10万3808円
平均が14万4366円なので、「厚生年金15万円以上」というのは「平均以上の年金を受給する人」という言い方もできます。全体では約46%ですが、男性は約65%、女性は約9%と大きな差があります。
現在年金を受給しているシニア世代での平均なので、そもそも働く女性が少なかったことが影響しているのでしょう。しかし、現状でも男女格差がなくなったとは言えません。子育てや介護で正社員を諦めるのは、まだまだ女性の方が多いのが現状です。
こう考えると、女性で15万円以上の年金をもらえるのは、現役世代でも少数のままかもしれません。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)